クリスチャン・モロー　シャブリ・グランクリュ・レ・クロ　クロ・デ・ゾスピタレ2020

1814年創業のネゴシアン、J.モロー エ フィスの5代目クリスチャン モローが2002年に立ち上げたドメーヌ。クロ デ ゾスピスを単独所有するなど、シャブリの第一人者として名声を築いています。
2008年からビオロジック農法を実践し、2013年には認証取得。レ クロの丘陵下部の1904年にモロー家がシャブリのオスピス(施療院)から購入し単独所有している区画。
引き締まった酸味と豊かなミネラルを思わせながらも、リッチなボディと複雑な風味を特徴としています。

春に霜の被害は受けず、開花も非常によい気候条件のもと、例年より早く進んだ。夏はとても暑く、2003年に次いで暑い年となった。降水量も例年より40%も少なく乾燥していたが、8月半ばに恵みの雨が降り救われた。収穫は8月28日からと早くに始まり、収穫時の天候も素晴らしかった。1-2区画は夏の暑さで被害を受けたが、他は病気もなく、ブドウは健全で糖度も酸度も良いブドウが収穫できた。品質も、収量もよい素晴らしい年となった。2018年、2019年と比べてアルコール度数は低く、酸度が高く、しっかりと引き締まってよりシャブリらしいワインができた年。